2021年度 市長対談

柳川第52代理事長(以下、理事長) 2020年は色々と吹田青年会議所の活動にご協力いただきありがとうございました。

後藤圭二市長(以下、市長) 来年の新年賀会定例会の所信表明のご準備はいかがですか?過去の理事長は、毎回流暢にスピーチされるので、感心しているんです。

理事長 理事長所信は完成し、今はスピーチの練習の真っ最中です。私も過去の理事長のようにスピーチできるように頑張ります。

市長 楽しみにしています。これからは、何か面白いことをやりましょう。キーワードは『オモロイ』で!そのリーダーの雰囲気次第で会の雰囲気はだいぶ変わるから、リーダーは責任重大ですよ。

理事長 次年度は、「Empathy~共感を生むまちづくり~」というスローガンで、共感をテーマにやっていこうと思っています。共感されると自信が持てますし、信頼されていると感じて前に向かって進んで行けます。また、共感すると応援したくなり、その行動に関心を持ちます。こういったことから、共感というものは非常に大事だと思っています。来年はそこを重点的にやっていきたいと思っています。

市長 ても大事ですよ。共感という言葉は思いつかなかったけど、例えば、毎年、環境部では、駅前でティッシュ配るポイ捨て禁止キャンペーンをやっています。 私も一緒に配りますが、ポイ捨てをやめましょうと書いた紙の入ったティッシュを渡すことで、ポイ捨てを減らすのはなかなか難しいかもしれませんね。

理事長
確かに。そのティッシュをもらったとしても、あまり意識としては残らないですね。

市長
キャンペーンってよくやるでしょ。そのキャンペーン効果、費用対効果や労力対効果っていうものを実は検証する必要があるんですよ。慣例としているからとか、やることが自分や社会に対してのエクスキューズになっているのかもしれません。効果は測れませんが、より効果の高い他の手段もあるのではないかと思います。そこでポイ捨て禁止キャンペーンの後に、同じベストを着て、地域、地元企業、市でゴミを拾うようにしています。つまり、ゴミを拾っている背中を見せる。そうすると、こういった人達がゴミを拾っているのだと思い、ゴミを捨てにくくなるでしょ。

理事長
やはりそういった姿を見ると、意識として残りますよね。

市長
そういった啓発方法も効果があると思います。手応えがあれば、それを週1回やりましょうとか、ウォーキングしながら拾いましょうとか、そういうふうに運動を広げていくことで間違いなくまちは綺麗になっていくと思います。必死になってメガホンで「ゴミは捨てないようにしましょう!」と言うよりも効果がありますよ。結局それが同調なのですよ。背中を見て同調するのですよ。そういう意味では、今仰ったEmpathyっていうのは素晴らしいですね。

理事長
ありがとうございます。

市長
ポイントは前を向かないことです。背中を見せる。押し付けがましいのはみんな嫌だから。同調を得ようと思えば、斜め45度かちょっと横向く、あるいは後ろ向く。あの人の取り組み良いよね。ちょっと興味あるから、こっちから声掛けてみようかなとなるように。それはいつも意識しています。

理事長
そうですね。確かに前からグイグイ来られると、ちょっと拒否反応してしまいますね。あの人カッコいいなあ。自分もあんなことしてみたいなと思わせる方が、自発的に動いている分効果は高いですね。

市長
世界的な一流アーティストが東京、横浜に行く のは、今まで2万人規模のアリーナが大阪に無かったか らだと思うのです。吹田市は万博記念公園だけでなく、 EXPOCITYやパナソニックスタジアム吹田、健都など があります。ちょっと色々とアンテナを張って、是非、 『オモロイ』ことをしていきましょう。

理事長
自らやりたいと思わせるようなことをしていかないとダメですよね。我々の会も同じで、会員の拡大というのが非常に難しい問題としてあります。ホームページ等で我々の活動を見て、一緒に活動したいと入ってきてくれる方もいますし、我々が直接会いに行って、入って下さいとお願いしに行くこともあるのですが、やはり自分から入って来た人の方が積極的に活動に参加していますね。

市長
それはそうでしょうね。ところで、令和のJCIの在り方とかそういう議論はないのですか? JCが今までずっと続いているっていうのは、こうして毎年理事長が代わっているからだと思います。私が市職員時代に立ち上げに携わった組織では、その最初の約束にトップは毎年交代するっていうのを条件に入れたのですよ。そうしないと、絶対にカリスマが出てきてしまい、後に続く人がいなくなってしまいます。ポリシーが続かないなど、毎年変わることの功罪というのもありますけどね。

理事長
そうですね。毎年トップが変わると、事業等でもどうしても単発のものになりがちで、長期的な考え方で事業をするというのは、難しいところがありますね。

市長
そうなのですよ。でもね、ひとりがずっとやるよりは、集団指導体制の方がいいですよ。カリスマの後を受ける人が本当にいないのですよ。一方で、毎年代わることの弱みっていうのも、私はずっと感じていました。活動を立ち上げて、広げて、充実させて、そこでピークを迎えるというのに最低3年はかかると思います。。社会を変革するような大きな話となると、長期的な計画が必要になってくる。JCにはこの戦力があるのに実にもったいないなと思います。JCと行政は、もっと繋がることができるはずです。継続的にここから10年かけてこう街を変えていきましょう、世の中を変えて行きましょうっていうカウンターパートに是非なってもらいたいと思っています。そこは、新理事長として意識しておいて頂きたいなと思います。お願い出来ますでしょうか。

理事長
ありがとうございます。そこが一番JCの難しいところですね。1年任期という制度のメリットもありますし、やはりそういった継続性という部分ではデメリットにもなっているかと思います。長期に渡る継続事業をするには、最初に立ち上げた人の想いっていうものを繋いでいかないといけないと思います。その想いに、次の理事長の想いも載せてどんどん繋げていければいいのかなと思います。

市長
ベースとしてやることと、その年度のやることっていうのを2階層に分ければいいと思います。今は1階層に感じるのですよ。せっかくここまで来ているのにみたいな。毎年スローガンも変わるし、それぞれ年度のカラーがありますよね。こっちから何かお願いするときでも、この1年で完結することしかお願いしていない。もっと色々あるのですけどね。そこはね、もうちょっと手を組みたいなと思っています。しっかりとした組織だけに。

理事長
我々も中期計画を立てて考えていけば、出来ないことはないと思いますのでよろしくお願いします。

市長
大体役所でも、その基になる計画は、20年30年で作っていますが、実際ドライブするには、最低3年から5年。それに対して施策は単年度なのですよ。予算は1年単位なんでね。最初実験的にやって、次に広げて、最終的に制度に変える。年度で言うと3年は絶対かかるのです。だから1年で成果を出せるものっていうと、それこそキャンペーンものになるのですよ。お祭りやりましたっていう。それはそれで大事ですが、そこで終わったらもったいないですよね。

理事長
そうですね。我々も事業をまちづくり運動に繋げていきたいと思っています。我々の理想は、事業を立ち上げ、何年かやって他の団体に移管して、それがずっと続くことです。今までにそういった事業もあります。

市長
だから同調してくれる相手をどんどん広げていく。

理事長
そうですね。市民を巻き込んでいかないと、まちづくり運動は中々広がっていかないと思いますので。そこを頑張っていきたいなと思います。

市長
それぞれ特性がありますよね。逆に言うと、行政って動きが遅いでしょ。予算とか色々な手続きがあるのです。年4回定例の議会がありますが、主に来年度予算を決めるのは春の議会です。予算が決まってから公告出して、募集して、一般競争入札して。そうこうしていたら夏を越えるのですよ。さあやろうかっていうときには秋ですよ。そして、翌年度に繰り越すのです。これは、民主主義の制度上の手続きを経た結果なので、行政は仕事が遅いっていうのは大間違いなのです。それをいうと、民主主義でない方がいいって言っているのと一緒なのです。JCはそのタイムラグを補ってもらえる組織です。そこと手を組んだら初めて中長期的にも短期的にも街が動くっていう。その魅力はずっと感じています。

理事長
ありがとうございます。昨日、定例会があったのですが、危機管理室の職員さんに講演していただきました。非常に思いが伝わる講演でした。私も常々、災害に向けた準備をしておかないといけないなと思っているのですが、昨日の講演を聞いて、より一層意識するようになりました。すごくいい講演をしていただきました。

市長
そう仰っていただけるとありがたいです。

理事長
南海トラフや上町断層の地震が、高確率で起こると言われていますし、そういったところも詳しく教えて頂きました。

市長
災害は市域境界に関係なく起こるので、自治体間の連携をしっかりしておかないといけません。周辺に対する責任があるのですよ。

理事長
市同士の連携を強くしていくことも大切ですね。

市長
JCでも是非自治体間での連携していただきたいです。西宮市(N)、尼崎市(A)、豊中市(T)、吹田市(S)
の隣り合う4市の中核市NATS(ナッツ)でのJCの連携とかできないですか?

理事長
それなのですが、今度の定例会でNATSについてのワークをする予定にしています。色々と吹田市さんにもご協力頂いています。

市長
そうですか。すばらしい。4市は北摂から西宮に至るこの帯状の市街地で、同じような文化を持っていて、同じような悩みを持っています。健康・医療もそうです。府県を超えたもっと大きな枠組の中での健都(北大阪健康医療都市)ですよっていう話です。吹田だけの健都じゃないので。大学もあちらこちらにあるでしょ。吹田にも5つあって。そういう繋がりでいくとJCがばらばらの活動されているというのが実にもったいない。
土地は続いているのに、府県境があるでしょ。自治体間で競争している場合じゃないですよって誰かが言わないといけない。行政が一番競争するのですけれども、そこに穴を開けたということで、すごい注目を浴びているのですよ。行政ができるのなら、JCも当然できるよねっていう。これも日本で珍しいと思いますよ。ライバル関係であって、協調関係である。同調するという意味でもね。

理事長
ありがとうございます。吹田市さんとも連携取らせて頂いて、色々とやっていきたいと思っていますので、またご協力の方をよろしくお願いします。

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