国際交流委員会委員長
有澤ゆまです。
今年の夏、Joint Project が開催されています。
この事業は、2000年から始まり、3年に１度、吹田青年会議所の姉妹青年会議所である、香港浩洋青年会議所と共に、青少年を対象に相互の国において開催してきました。その時代の社会問題を取り上げ、議論を交わし、有効な解決策を導き出すなかで、国・文化・言語を超えた相互理解を深める。という事を目的としています。

今回のテーマはSDGs (持続可能な開発目標)ゴール5 ジェンダー平等を実現しよう。についてです。
ここ数年において、我が国ではジェンダーに関する議論が頻繁に行われるようになってきましたが、青少年にとって、ジェンダー問題は、あまり身近な内容ではないように感じます。このジェンダー観については、様々な価値観・考え方・意見が、世の中には存在し、答えは無いと思います。
今回の事業を通して、ジェンダーに関する様々な価値観を多方面の角度から理解し、自分なりの意見を持つことで、青少年にとって、新たな気づきや学びを得る事に繋がると思います。
また、同世代の香港の青少年と交流することで、お互いの違いを理解し、異文化に触れることで、国際観を身につけるきっかけになると思います。
国際交流を通して、様々な知識や経験を得る事で、真の国際感覚を養い、将来国を背負い、自国の平和と繁栄を守る！という強い想いを持った頼もしい人材が育ってくれる事を願って、、、。
今回は、昨今の新型コロナウイルスによる影響で、渡航が困難となり、オンラインでの開催となりました。
本来ならば、顔を合わせて積極的に交流し、日本と香港の青少年たちが、生涯に渡る”絆”を育んでほしい！と願っておりましたが、叶いませんでした。
せめて、オンライン上でも絆を育んでもらい、来年こそは、世の中が落ち着き、対面で学生たちが交流できますように、心から祈っています。