2009年8月30日、衆議院選挙で民主党が308議席を確保して与党第一党となり、政権交代が実現して日本の歴史は変わりました。第93代内閣総理大臣に就任した鳩山由紀夫氏は国連本部で開催した国連気候変動サミットで、温室効果ガスの排出量を2020年までに1990年比25%削減すると国際公約を表明され、大きく変わった日本を世界に対して印象づけました。日本は国際社会において持続可能な社会の実現に向けて主導的役割を担う国家として動き出しました。
私たち吹田青年会議所も、このまちが持続可能なまちを目指していくために、市民が主導権を握りまちづくりに推進していくことのできる世の中に変えたいと考えています。私の理想と考える持続可能なまちは、自治体、企業、NPO、市民などが私たちの推進する運動に一緒に取り組んでいただき、協力してつながりを育み、相手を理解する気持ちを大切にするひとが集うまちです。あらゆる異が心でつながることができるとき、吹田には、みんなでお互いを助けて支え合い、いい影響を及ぼしながら成長させて、発展していくまちがあると信じています。
世代の違う人が、つながる
日本は本格的な高齢社会に突入し、生産者世代が3人で1人の高齢者を支えなくてはならない社会になりました。高齢者の増加にも関わらず、今の子どもたちは祖父母以外の高齢者とコミュニケーションをとる機会が尐なくなったように感じます。65歳以上の方々に、これまでの経験を活かして若い世代のためにまちで活躍していただき、自分の住むまちや地域のことをもっと愛して欲しいと思います。また若い世代は高齢者とつながりを持つことで先人の知恵を学び、そのふれあいの中で高齢者を支えていく気持ちを育てて欲しいと思います。学校や家庭の基礎教育などに加えて、世代の違う方たちの体験に基づく指導によって、子どもたちはさらに大きく成熟した輝く大人に成長するでしょう。高齢者は未来を担う子どもたちに支えあう気持ちを育てるために、子どもたちは高齢者にとってやさしくつつましい大人に成長するために、ふれあいをつなげていくことが必要です。
世代の違う人々と子どもたちがつながり支え合ったとき、相手のことを理解する気持ちとこのまちを愛し誇りに思う気持ちが生まれ、ほほえみの拡がるまちがあると考えています。
イデオロギーの違う人が、つながる
昨年春にスタートした裁判員制度は、マスコミなどでも大きな話題を誘い大変注目されています。今後ますます私たち市民は社会から重要な選択を求められることが多くなり、社会参加への機会が増加するのに対し、社会への無関心という意識の差が大きな問題点となるのではないかと思います。今年春には憲法改正国民投票法が施行され、私たち国民は国民主権に基づく民主主義の権利と義務についても深く考えさせられることになりました。
私たちは人まかせにせず一方的な情報に頼らないで、自分自身で考えて判断していかなければなりません。吹田青年会議所はこれからも市民講座や公開討論会、検証大会などを開催し、観念の異なる多くの人同士や市民と議員をつなげる機会を設け、地域を郷土として愛しまちづくり考える人をつくっていきたいと思います。
人と自然が、つながる
21世紀は資源やエネルギーを無駄なく利用して、環境維持に配慮した循環型社会を作ることが最重要課題とされています。日本では約300年前の江戸時代からそのような循環型社会の原型があり、同時代の他の先進都市と比較しても、環境維持のためのすぐれた資源循環型システムを築いていたと言われています。物はくり返し再利用されて有効に活用し、環境への負荷を低減していました。
環境の豊かさと同時に心の豊かさも非常に重要なことだと考えます。限りある資源を大切にする気持ちが、自然環境を維持し循環する活動への関心につながると思います。地球への負担を尐なくするには、ライフスタイルの変化が必要です。私たち吹田青年会議所はひとが自然に関心を持って地球に優しい運動を推進してまいります。みなさんの協力と理解が成果を生み社会の好循環につながったとき、地球環境と調和した新しい社会をめざしていく人がまちに増えていくと考えています。
異国の人が、つながる
昨年私たちは青尐年育成・地域活性・国際文化交流の3つを目的とした事業「D-Suita」を開催しました。この事業は高校生たちが商店街の空き店舗を利用して仕事を体験するというものでしたが、その際に姉妹JCである香港オーシャンJCと連携し、中国の高校生と一緒に合同事業をおこないました。そして今年秋にはJCI世界会議大阪大会が開催されます。吹田青年会議所はJCI国際機関の一員として、真の国際人の育成を念頭に民間外交の一翼を担っています。
相互理解の精神で世界の繁栄と平和に寄与するために、私たちは自分たちの国の歴史文化や伝統をより深く理解し、同時に相手の国の伝統文化なども尊重して信頼関係を深く築く努力をしていくことが大切です。吹田に住む人々が外国の人に対してつつましく振舞うためには、吹田市民が外国の人と国際交流活動を実施していくことが必要です。私たち吹田青年会議所は、異国の人と吹田に住む人々とがコミュニケーションをさらに活発にして親善を深めていくことができるような事業に今後も取り組んでいきたいと考えています。
CSRとまちづくりが、つながる
環境問題・資源エネルギー問題は企業が事業活動を継続していくために克服しなければならない課題となりました。社会的責任を果たしていくため企業が自主的に取り組む活動は、まちの環境向上と企業自らの永続的な発展に結びつきます。「経済」「社会」「環境」の分野において、企業は利益を確保しつつ環境と社会に貢献する活動を探さねばなりません。地球環境との調和をはかりながら、地域社会の向上発展に寄与していくシステムを社会が必要としている今、私たち吹田青年会議所は社会や市民から企業が行動を求められる持続可能なシステムの構築をめざしていきたいと考えます。
青年会議所は企業が人や地球のために取り組む活動を支援していくと共に、私たち市民もまた企業に関心を持ち協力し力を合わせて、吹田のまちがさらに発展していくことに貢献してまいりたいと考えています。
青年とまちが、つながる
私たち吹田青年会議所は愛すべき吹田のために、共に行動する青年を一人でも多く増やしていかなければならないと考えています。私は青年会議所活動を通じて、共に考え学び汗をかきながら多くの仲間に出会うことができました。一生を通して大事にしていくことができる、こんなすばらしい仲間と共に夢のある大きな運動をおこなっていきたいと思っています。青年が光り輝いたとき、共に友情をはぐくみながら運動を起こしていける志を同じくする仲間が増えていくと信じています。
結びに・・
青年会議所の運動の目的は諸団体の方々と協力して地域社会の正しい発展を図ることです。お互いに理解を深めて協力していただくことが、持続可能なまちになり、みんなで支えあうまちに発展していくと考えています。一人ひとりのできることはとても小さなものです。しかし、心をひとつに合わせれば驚くほどの大きな力となります。私たち青年会議所は決して自己満足で終わらないよう、これからも毎年市民の方々に楽しみにしていただける事業をおこない、あらゆるつながりをさらに強固なものにしていきたいと思います。
その先には市民が主導権を握り推進していくまちづくりがあり、市民や企業による積極的なボランティア社会の実現や寄付社会の確立が現れてくると考えています。今まで誰も創造したことのない、世界で最も先進的で持続可能なまち吹田を実現してまいります。
2010 輝く新しい夢へ・・、きっとすべてがつながり支え合うまちがあり、世代を超えたすべての人が輝きほほえみ拡がるまちがあると信じて、吹田の新しい夢に向かって、いま一緒に行動していきましょう!
基本理念
一人ひとりのヤル気やアイデアの結集が、夢を輝かせ人に感動を与えていく!
基本方針
1.公益事業と共益事業を担う全ての委員会
2.会員全員で取り組む会員拡大
3.未来を見据えた事業の創出と人材育成
4.一人ひとりの発想を大切にする組織運営
5.シェアリングを軸にした組織運営
6.ムリ・ムラ・ムダを無くした組織運営